一人一人が笑顔になれる事業を目指して
当財団は昭和44年に汐の宮病院(内科・精神科・神経科)を基盤として発足しました。
現在では地域医療のみならず、疾患の予防・再発予防から社会復帰に至るまでの総合的な取り組みを行い、医療と福祉の両軸の事業展開を行っております。
特に近年は様々な面で利便性は向上しているものの、心身共にストレス社会への順応が難しく、日本における4大疾患(がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病)に精神疾患が5番目として追加されるほど、患者数の増加が見られています。
このことから疾患を発症した場合の治療はもとより、疾患予防・再発予防に注力する必要があります。しかし、不況や少子高齢化等による社会構造の変化で、高齢者・病者の孤立などを招きやすく、気軽に悩みを共有できる人と人の関係を途切れさせないサポート体制を整える重要性を感じております。
総合的な事業を通じて一人一人が笑顔になれる事業を行っていきたいと考えております。
一般財団法人 成研会
理事長 利森 幸子